スペインのスリ
スペインに行くと毎回体験するスリ(私だけかもですが、、、)
地下鉄や市場など、思いもせぬ裏技でカバンを開けてきます。
- 地下鉄では、小さな女の子にものすごい勢いで打たれて未遂。
- 地図を持った男性にごにょごにょと話しかけられて声が小さいなーと思って気を取られてるうちに4,5人に囲まれ、周りからの視界を遮ってカバンを開けられて未遂。
- 市場で友達と喋ってる隙にカバンを開けられ未遂。
- 地下鉄で乗車しようとしたら横から女の子がグイグイ押してきてふとカバンを見るとチャック部分に布を被せて手元を隠し、カバンを開けられ未遂。
いずれも未遂で終わっていて、経験だけをするというなんともありがたい奇跡!
そして、今回は平和に過ごせると思ったのも束の間。
なんと、タクシーに乗っている最中に!
タクシーが街中のS字でスピードが出てない事をいい事に
若い男がタクシーの運転席を開け、
運転手にごにょごにょと話しかけ、
ドアを閉めようとした瞬間、反対側の助手席のドアが開き、
また別の若い男が運転席付近に貴重品が無いか確認して、
無かったためか、運転手の携帯電話を取って去っていきました。
完全に放心状態の私。
怒り狂う運転手。
mytaxiという配車アプリを使っていたため、
位置情報を利用して、携帯がどこにあるかわかりそうだと言うも、
危ないからか運転手も怒りながら半ばあきらめ。
ひとまず「申し訳ないがここでいいか?」と途中で降ろされる。
さすがに可哀そうすぎたので、5€のメーターだったが、10€払って残りの5€は運転手さんドンマイ!という意味を込めてタクシーを降りた。
バルセロナの中心に近い割とにぎわっている場所での犯行だったため。
「ここでスリか!」とびっくり放心してしまいましたが
(よくよく考えたらスリじゃなくて強盗?)
放心してる暇は無く、さっきまで使っていたmytaxiのアプリのアカウントは、少々お待ちくださいの画面からリセットもできず、グエル公園に向かう途中で、チケットの入場時間が、あと30分後ほどだったので、どうする事もできず、
急いでどうにかせにゃと思い、
タクシーを探すも完全に携帯文明に頼り切ってしまった私には、
もう一度アプリを同じアカウント情報でインストールする事しかアイディアが思い浮かばず、とりあえずアカウントを作り治してみたら!なんとできたのです!
ほっと一安心するも、さっきの運転手さんの不憫な事ったら、、、
タクシーに乗ってるからってスペインで安心できる事なんてないんだと、
自分はなんてラッキーなんだろうと、毎日を感謝させられた一日でした。
スペイン旅行の際は必ずバッグを前に抱えて、
もしくは超絶荷物を気にして楽しいスペイン旅行を満喫してください!
とは言ってもスペインの人達は悪い人たちばかりでは無く、良い人達の方が多いので、
ぜひ軽くでもスペイン語を覚えて楽しいスペイン旅行を満喫してください☺